レッスン準備のコツ:語彙編 レッスン準備って導入の場面を考えたり、例文考えたり、練習考えたり…とまあ盛りだくさん。私も毎日試行錯誤の連続です。 実は私、日本語教師を始めて5年経とうとしているのですが、「準備大変だな…」「休日返上かぁ…」と思いながらレッスン準備をすることがちょいちょいあります。気持ちがノッてきて楽しいと思うこともありますが、「もう少し手っ取り早い準備の方法ってないのかなぁ」と、とき...
あたらめて考える「ほめる」ことの大切さ&注意点 数ヶ月前になりますが、cotoの全体会がオンラインで開催されました。全体会の後半、懇親会の部で「ほめるを考えてみよう」をテーマにグループディスカッションが行われました。今回は、この懇親会の当日の活動と参加者の声をご紹介したいと思います。 あなたは、ほめるのが得意?苦手? まずファシリテーターから「あなたはほめるのが得意ですか?苦手ですか?」(学生にで...
会話をホールドする「質問力」 先日、Coto Japanese Academy飯田橋のM先生をお招きし「グループレッスンを楽しくする工夫」と題した勉強会をMs.Hidari主催で行いました。本日はそのまとめです。 グループで語学を学ぶ中で感じる楽しさ=笑い声が絶えない、だけではありませんね。この「楽しさ」をブレイクダウンすると… チャレンジがある 何かを学んた...
日本語教育能力検定試験対策 no.4 :誤用と訂正 検定試験には「誤用」についての問題が出題されます。なぜでしょうか。 学習者の発話で私たちは「なんか変」と感じる場面が日常的にあります。学習者の誤用、この「なんか変」にどう対応するか。これは日本語教師としての腕の見せ所だったりします。訂正の仕方はもちろん、誤用に対して正しく対応するにはどうして間違えたのかを論理的に分析する必要があります。そして、そ...
日本語教育能力検定試験 :音声編 明日から10月、試験まであと3週間!検定試験受験者応援企画の第3弾は音声編です。 実際に日本語レッスンをするようになってからも音声に関する知識は、発音やプロソディ指導の際に役に立ちます。しっかり学んでおきたい知識なのではありますが、試験っていうのはやっぱりコツがありますからね・・・。「敵を知り己を知れば百戦危うからず」ですね、これまた。 試験Ⅱの音声問題は解答時間...
日本語教育能力検定試験 :1カ月前にしておきたいこと3選 試験まであと1カ月! 10月22日の日本語教育能力検定試験まで、ちょうどあと1カ月となりましたね。検定試験受験者応援企画の第2弾は「試験の1カ月前にしておきたいこと3選」です。 この記事を書いている私もちょうど1年前、絶賛試験勉強中でした。勉強しても勉強しても「これで本当に大丈夫なのかな…」と不安がつきまとう…。お気持ちよく分かりますっ!私...
日本語教育能力検定試験応援月間!記述式問題のコツ 日本語教育能力検定試験の試験Ⅲの最後に出題される記述式問題はいわゆる小論文です。 問いに対する解答を原稿用紙に400字程度、手書きで書きます。試験Ⅲの100点満点のうち、20点の配点です。なかなか大きいですね、でも採点基準はよくわかりません。しかも、出題範囲も幅広く、傾向もよくわかりません。よくわからないものに立ち向かうって嫌ですよね〜。 問題集に...
日本語例文トレーニング#17 「こそ」ってどんな時、どう使う? 今回のお題は「こそ」です。そういえば、the Beatlesの名曲”All you need is Love”の邦題は「愛こそはすべて」だったかと。 今回も「こそ」の例文を校内で募集したところ、たくさんの例文が集まりました! 『「こそ」の機能は強調である。』と、説明は簡単につくものの、いざ練習させるとなると、と...
ティーチャートークとはなんぞや 最近、模擬授業などを見ることが時々あるのですが、そのときに気になるのが教師の発話。「その指示だときっとわからないだろうな〜」「あー、日本語で説明したらもっと混乱しちゃうのにな〜」なんてことがあります。 皆さん、ご自身が外国語を習った時のことを思い出してください。語彙や文型、スピードをコントロールせずに話されたら、「なにもわからん…あー無理」となってしまいませんか。一...