「は」と「が」の使い分け

「は」と「が」の使い分け

「が」

<ルール1>

「が」の前には疑問詞がくる。

例1 誰がこの本を書いたのですか。

<ルール2>

新情報(聞き手にとってはじめて出てくる情報・話し始め)の「が」vs旧情報「は」

日本語教育で「は」と「が」の勉強をするときに、よく『桃太郎』のおなはしを使います。

例2 昔々、あるところにおじいさんとおばあさん(が)住んでいました。ある日、おじいさん(は)山へ芝刈りに、おばあさん(は)川へ洗濯に行きました。

<ルール3>

従属節[  ]の中では「が」

 ※1ただし、「けど」「けれど」「が」の節では「は」(例文9)

例3 スミスさんが話す日本語はとてもきれいだ。

例4 この仕事が終わったら、お茶でも飲もう。

例5 山田さんが来るまで、ここで待ってもいいですか。

 ※2ただし、主節と従属節の主語が同じ場合は「は」(例7)

「は」

一般に文の場合は「は」を使います。

1.述語が形容詞、名詞のとき  2.主語が「私」「あなた」のとき

例6 私は元気です。

「彼女」は主節と従属節の主語

例7 彼女は来ると、急に泣き出した。

否定文のとき

例8 私は知りません。

「けど」「けれど」「が」の節

例9 姉は背が高いが、私は低い。

例外

五感で感じたことを伝えるとき

例10 来て、海が見えるよ!風が冷たいね。

ニュースなどで客観的に物事を伝えるとき

例11 昨日、高速道路で事故がありました。

AとBを比較するとき

例12 私のほうが(あなたより)正しい。

述語が「重要だ、大事だ、大切だ」などのとき

例13 第一印象を良くすることは重要だ

「はーが」文:同じ文中に「は」と「が」が出てくる場合

例14 象は鼻が長い。兄は背が高い。

 

「は」と「が」の違いについて、学習者に聞かれることがよくありますが、この全てを説明する必要は全くありません。逆に混乱を招いてしまいますので、あまりおすすめしません。

ただ、よく質問される項目ではあります。学習者に質問されたときのために「は」と「が」を一度自分なりにまとめておきましょう。学習者のレベルに応じて、適切な例文を提示しながら、基本的な使い分けが伝えられると良いですね。

 

Customer Reviews

5
0%
4
0%
3
0%
2
0%
1
0%
0
0%

    Leave a Reply

    Your email address will not be published. Required fields are marked *

    You may use these HTML tags and attributes: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>

    Thanks for submitting your comment!