中級の入り口でつまずく文型たち:頻度を表す中級文型【ことがある】を例に はじめに 中級とは、「類似文型が頻出、そのため学習者から違いについて説明を求められることが多い」レベルです。 そして、一口に中級といっても、レベル幅が広く、N4に合格したばかりの初中級から、N3に合格しN2を目指して頑張っているというレベルの人までいますし、漢字圏か否かなど母語などの影響により、苦手・得意分野の差もはっきりと表...
【日本語教師のキャリア】自分に合う職場・働き方を考える 「なんだか苦しい」の正体は? 「あんなに憧れてなった日本語教師。でも、自分には合っていないのかもしれない……」 「仕事そのものに不満があるわけではないのに、以前のように楽しく感じられない……」 そんなふうに感じたことはありませんか? 日本語教師の仕事は、勤務先によって仕事内容も働き方も大きく異なります。 大学、日本語学校、専門学校、企業研修...
【2026年8月勉強会報告】「中級とは?初級との違い、文型導入方法を考える」 初級とは違うアプローチが求められる「中級」 cotoでは、内部講師とスポット講師(※)を対象に、定期的に合同勉強会を開催しています。 8月に実施した勉強会の内容の一部と、そこで得られた学びをご紹介します。 ※スポット講師とは 業務委託講師として、主に企業派遣レッスン(対面またはオンライン)、cotoでの短期レッスン(キ...
AI時代に、語学を学ぶ意味はあるのか ― AIは言葉を訳せる。でも、努力までは訳せない ― はじめに ChatGPTをはじめとする生成AIの登場により、「こんなに便利なら、語学を勉強する意味はあるのだろうか」と、ふと思ったことはありませんか? 翻訳アプリは年々精度が向上し、外国語でメールを書いたり、旅行先で会話をしたりすることも簡単になりました。 そんな時代だからこそ、私自身も「語学...
【日本語教師】学習者におすすめしたい日本語学習アプリ10選|悩み別レビュー(後編) はじめに 世にあふれる日本語学習用アプリ。 実際に使ってみると、「この機能は便利」「この例文は少しわかりにくい」「このアプリはこんな学習者に向いていそう」といった特徴が見えてきます。 前編では、普段から日本語を教えている教師の視点で、実際に使ってみた5つのアプリをご紹介しました。 【日本語教師】学習者におすすめした...
中級をどう教えるか:初級との違いから、文型導入の方法を考える ■はじめに 日本語教師になって、まず教える学習者のレベルは初級であることが多いかと思います。それは単に初級学習者の母数がいちばん多く、必然的に教えるチャンスが開かれているから、ということもあるでしょう。また、助詞や語順、活用形など、日本語の統語的枠組みという基礎を教えられなければ何も始まらないという教師としての技術論、方法論的な一面もあ...
【日本語教師の疑問】N2なのに話せない…スピーキングが伸びない理由とは? N2合格者なのに全然しゃべれない?! 日本語教師をしていると、学習者の資格と会話力のギャップに驚くことがあります。 例えば、「N2取得済み」の学生。 もちろん、N2を持っている学生の中には、問題なく会話ができる人もいます。 ですが一方で、「本当にN2??」と思ってしまうほど、簡単な会話でも苦戦する学生に出会うこともあります...
オンライン日本語教師はキャリアにならない?のか。 「オンライン日本語教師って、キャリアになるんですか?」 最近、日本語教育界隈で、こんな話を聞きました。 「オンライン日本語教師として働いた経験は、キャリアとして見られない」 オンライン日本語教師というと、 在宅で自由に働ける 好きな時間に働ける 場所に縛られない といったイメージを持つ方も多いかもしれません。 一方で、 収入が不安定そう 孤独そう ...
「あいだに」を導入してみよう はじめに これからの日本語教育は、タスク遂行/can-do型のカリキュラム、教授法が主流となることが確実な昨今。しかし当面は、いままで通りの文型積み上げ式を続けていくという先生方もいらっしゃるかと思います。 カリキュラムは「積み上げ式」であっても、言語の基本は「話すこと」。学ぶ楽しみを考えれば、いかに身近な場面や状況においての導入、パターン練習、応用練習を行うことは、...