「んです」ってややこしい!? 日本語初級文型項目の比較的早い段階で出てくる「んです」、日本人は無意識のうちに使っていますが、学習者は実際の会話で取り入れるのが難しいものの一つですよね。 学習者は「んです」を使う目的やシーンがわからず、「んです」を使わないで「〜です」「〜ます」で代用してしまうケースが多いのではないでしょうか。また、中上級学習者になると「日本人がよく使うから、とりあえず使っとけ〜っ!...
日本語の助数詞はおもしろい! 今日は存在文の導入の前に助数詞をしました。日本語の助数詞はたーくさんあって大変ですよね。約500種類も助数詞が存在するとも言われています。 たとえば、魚の場合、生きているものは「匹」、水揚げされて取引されるものは「本」、 頭と背骨を落とした半身の、さらに半分は「丁」で、ころと呼ばれるブロック状の肉片を小さく切り分けると「さく」になるそうです。さらに刺身や鮨 (すし) ...
「ていく」と「てくる」の違い 「ていく」は「てくる」はどちらも移動の方向を表したり、時間の変化を表したりします。 「ていく」「てくる」のポイントは話し手の視点です。物事が話し手の方に向かってくるのか、話し手から遠ざかるのかというように、話し手を中心とした表現であると言えます。 それでは、さっそく「ていく」と「てくる」の違いを例文と一緒に見ていきましょう。 「ていく」と「てくる」の用法...