Clubhouse début!
先日、最近話題沸騰のアプリCulbhouseを校内の先生方と使ってみました。
Culbhouseは「世界中の人が気軽に話し合える場所を提供する」がコンセプトの音声SNSアプリ。好きなテーマを設定した「ルーム」で色々な人がスピーチや雑談をしたりしているのをオーディエンスとして聞いたり、発言権をもらってスピーカーとして会話に加わることができます。もちろん、自分がモデレーターとなって配信することもできます。
このCulbhouse、招待をしてもらいアプリは持っていたのですが、使うこともなく過ごしていたところ、お誘いの通知が・・・ふら〜っと入ってみました。
面白いですね。まさに時代の申し子といった感じでしょうか。
Clubhouse✖️日本語教師
感想。まるで講師室で休み時間に雑談をしているかのようでした。
日本語教師って、けっこう孤独なんですよね。これまでもプライベート・レッスンや出張レッスンもそうでしたが、昨今はとくにオンライン・レッスンなどが多くなっています。私も学校に行くことが少なくなり、講師同士で気軽に質問しあったり、おしゃべりすることが少なくなっていました。
日本語学校にいると、講師室などで「学生からこんな質問されたんですが、こんな時どう答えたらいいんですかね」、「この言葉とこの言葉の使い分けって?」、「この文型の導入があまりうまくいかなかったんですが、いいアイデアがありますか?」などと気軽に講師同士でやりとりができます。会話に加わらなくても、「へー、学習者からそんな質問されたんだ〜」とか「あ、この前私も同じことあったな」など講師同士のやりとりが耳に入ったりします。
レッスンをしていると、学習者から色々な質問がありますね。レッスン中は色々な気づき、発見や学びがあります。そんなレッスンでの出来事を気軽にシェアしたり、質問しあったりできる講師室ってすばらしい貴重な場所なんだなとCulbhouseをやってみて改めて気付かされました。
というわけでこのCulbhouse、そんなオンライン教師、企業派遣教師の雑談部屋として使えそうな予感!まさにこんな場所、こんなプラットホームが欲しかった!!
「こんなこと、今さら恥ずかしくて聞けないわ」みたいなことも聞けるし、「わざわざメールで聞くほどじゃないし」、「質問を文字にすると、かえって長くなって面倒くさい」みたいなこともサラッと聞けます。(Culbhouseではアーカイブ配信(録音配信)機能がありません。音声の録音は不可なので、音声が残らないのも◎ 2020年2月現在)
ただ、現状ClubhouseのSNSを利用するには、すでにClubhouseを利用している人から招待を受けなければなりません。また、Clubhouseへの「招待」は、自分のスマホの連絡先に招待するユーザーの電話番号があらかじめ登録されている必要があります。しかも、今のところiOSにしか対応していないという点がデメリットではあります・・・
とはいえ、講師室@Culbhouseのようなものがあったら、プライベート・レッスンやオンライン・レッスンをしている先生も一人悶々と頭を悩ます時間も、本やネットと格闘する時間も減るかもしれませんね。何より人と話すと頭の中が整理されます。ちょっとした息抜きにもなります。
日本語教師✖️Clubhouse、今後の展開が楽しみです!!!
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