Japanese for Busy People　Ⅰ Ⅱ Ⅲ

概要

• 初版：1984年　→　３版：2006年
• 出版社： 講談社インターナショナル
• 価格： 3,155円
• レベル： ゼロ〜N４
• 想定学習時間: （Ⅰ）５０〜６０時間（Ⅱ）１００〜１２０時間（Ⅲ）１００〜１２０時間
• 課： （Ⅰ）１１課　（Ⅱ）１５課　（Ⅲ）１５課
• シラバス： 文型・タスク
• 練習問題の充実度　★☆☆
• イラストの量と質　★★☆
• レイアウトの見やすさ　★★☆
• その他： 主教材はローマ字バージョン、かなバージョンがある。Kindle版あり。ワークブック、付属C D、J B P教師用指導書、アプリ（J B PⅠのみ）あり。英語の対訳・文法説明がある。Enhanced Ebookでは音声を聞きながら学習することができる。

• サポートサイト：AJALT 

おすすめポイント

国際日本語普及協会(AJALT)が開発・出版した教科書。あまり日本語に時間を割けない英語圏のビジネス・パーソン向けのレッスンで30年以上使われている。かつてローマ字バージョンがあるテキストは珍しく、文字は学ぶ必要がないという多くの英語圏のビジネス・パーソンが使用していた。また、各課のダイアローグもビジネスシーンでの会話が多いのが特徴。日本人のコミュニケーションパターンと文型とを理解しながら、実用的な会話を学習するための教科書。

ここはちょっと・・・

本冊には十分な練習問題・イラストがないため、練習問題は別冊のワークブックや教師自作の補助教材などを併用したほうがいい。文字どおり「忙しい人」向けに作られていて、語彙表現・文型が限られたものとなっているので、J L P Tなどを受ける場合は、別途対策本などで文型や語彙を学ぶ必要がある。