【2026年6月開催報告】「ちょっと学習者になってみよう!日本語学習アプリ体験会」と次回予告
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教師にとっても心強い味方「学習者用アプリ」
学習者のセルフ学習を支えるツールとして、日本語学習アプリの活用が広がっています。
cotoでは、内部講師とスポット講師(※)を対象に、定期的に合同勉強会を開催しています。
今回は、6月に実施した「ちょっと学習者になってみよう!日本語学習アプリ体験会」の様子や、そこで得られた学びをご紹介します。
※スポット講師とは
業務委託講師として、主に企業派遣レッスン(対面またはオンライン)、cotoでの短期レッスン(キッズコースやプロジェクトなど)を担当
- 日時:6月10日(水) 20:10-21:00(50分)
- 内容:「ちょっと学習者になってみよう!アプリで考える日本語学習」
- 講師:春日井 洋子(Coto Academy Learning Development Team / Online school教務)
アプリを活用したセルフ学習には、学習者にとって次のようなメリットがあります。
- 毎日使うスマートフォンで学習できるため、学習習慣をつくりやすい
- 「5分だけ」など、短時間でも気軽に取り組める
- 漢字、文法、会話など、苦手分野や目的に応じて学習内容を選べる
- 時間や場所を選ばず、スキマ時間を有効活用できる
- 人とのやり取りを必要としないため、気負わず取り組める
日本語学習アプリには、上記のような「人対人」のレッスンにはない魅力がある一方で、種類が多く、どれを選べばよいか迷うこともあるかもしれません。
ちなみに、今回のアプリ体験会の前に事前アンケートを取らせていただいたところ、このような結果になりました。
Q1.学習者がよく使っているアプリで、ご存じなものを教えてください(複数回答可)
1位:Duolingo(66%)
2位:Anki(30%)
3位:Wanikani(28%)
Q2.ご自身でも実際に使ったことがあるアプリを教えてください(複数回答可)
1位:Duolingo(54%)
2位:どれも使ったことがない(24%)
3位:HIRAGANA/KATAKANA Memory Hint(18%)
…ということで、Duolingoの人気ぶりがよく分かる結果となりました。
逆に言うと、それ以外はあまりわからない?という状況が垣間見られますね。
日本語教師だからできる「アプリの活かし方」
学習者用アプリといっても千差万別。
学習者のニーズやレベルなどによっても、おすすめできるものが違います。
「この機能は便利だな」「この例文は少しわかりにくいな」「こんな学習者におすすめできそうだな」といった使い勝手や適性は、普段日本語を教えている教師だからこそ見えてくるものだと思います。
主要なアプリだけでも一通り使っておくと、学習者から質問された際にも、自信を持って紹介できそうですね。
また、多くのアプリには学習管理機能があります。
体験会の中で、教師が「アプリ、どこまで進んだ?」「そのセクションはどうだった?」と気にかけてあげることが大事、というお話がありました。
レッスンとアプリ学習を別々に考えるのではなく、互いに連動させたり、進捗を共有することで、学習者の学習習慣の定着や、モチベーション維持につながりそうだと感じました。
今回は、参加者への「学習者タイプ×おすすめ日本語学習アプリ一覧表」のお土産つき。
一覧表を見ると、私自身、初めて知ったアプリもありました。
教師として、まずは自分で使ってみて、学習者に自信を持って紹介できるようになりたいと思います。
参加された方の声をご紹介します
ここで、終了後アンケートのお声を一部ご紹介いたします。
・適切なアプリを勧めることも大切だけど、その後の声掛けが学習者のモチベーションアップにつながることを知った。教師は教えるだけではなく、常に学習者のことを応援する存在であることを改めて認識した。それはAIにはできないことだと思った。
・漢字学習、文字の学習に特化したアプリがあることを知ることができて良かったです。学生から相談されたら紹介します!
・ひらがな、カタカナ、漢字、文法など、スキマ時間に取り組んでもらうのにご紹介いただいたアプリは非常に有効だと思いました。
・たくさんあるアプリの中から使いやすいものを知ることができた。
・自分で使ってみると使いやすさとかレベルがよくわかり、学習者にも自信を持って紹介できます。いつも勉強になるセミナーをありがとうございます!
・春日井先生の説明もわかりやすく、他の先生方とも交流でき、とてもよかったです。
・近年、アプリと教師を組み合わせた学習方法が広がる中で、新しい教育方法に柔軟に順応していくことの重要性を学ぶことができた。
・早速生徒さんにアプリを紹介させていただきました!
次回の勉強会のテーマは「中級への道」です!
一般的に、日本語教師になると、初級クラスから担当することが多いと思います。
ある程度初級の教え方にも慣れてきて、そろそろ中級に…となったときに、初級との違いに戸惑うことがあるかもしれません。
中級を教えるときの肝について、初級との比較をしつつ考えます。
導入部分に焦点をあて、その方法と注意点について、みんなで探っていきましょう。
- 日時:8月8日(土) 11:10-12:00(50分)※土曜日午前開催
- 内容:中級とは?(初級と何が違うか、文型導入の方法を考えよう)
- 講師:左 弥寿子(Coto 麻布十番校講師)
まだ中級クラスを担当したことがない方も、安心してご参加いただけます。
中級以上の授業経験がある方にとっても、改めて「中級とは何か」を見つめ直す機会となる勉強会です。
<講師紹介>
左 弥寿子(ひだり やすこ)
日本語教師応援サイト「コトハジメ」の記事編集&執筆者。Coto監修の初級者用テキスト「NIHONGO FUN&EASY 2nd Edition」「NIHONGO FUN&EASY Ⅱ」著者。現場主義で観察好き。初級から超級まで、どのレベルも教えるのが楽しい(challenging!)と思っています。
詳細はコトハジメニュースレターなどでもお知らせいたします。お楽しみに!
※ご参加にあたってのお願い
cotoが主催する合同勉強会は、登録をしていただければ、どなたでもご参加いただける無料の勉強会です。
そのため、ご参加いただく皆さまが安心して、気持ちよく学べる場であることを大切にしています。
参加にあたっては、互いを尊重し合い、安心して対話ができる場づくりへのご協力をお願いいたします。
勉強会の趣旨にそぐわない言動を繰り返される場合や、参加ルールを守っていただけない場合、また他の参加者への迷惑行為が確認された場合には、今後のご参加をお断りすることがあります。
皆さまにとって実りある学びの場となるよう、ご理解とご協力をお願いいたします。
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