「教師としての価値・強みの棚卸し」ワークショップ(2026年4月実施)のご報告
Contents
「立ち止まる」ことの大切さ
cotoでは、内部講師とcotoのスポット講師※に登録している方々との合同勉強会を定期的に行っております。
※スポット講師とは
業務委託講師として、主に企業派遣レッスン(対面またはオンライン)、cotoでの短期レッスン(キッズコースやプロジェクトなど)を担当
今回は、先日開催された勉強会の様子や学びをシェアいたします。
- 日時:2026年4月23日(木) 20:00-21:00(60分)
- 内容:「教師としての価値・強みの棚卸し」ワークショップ
- 講師:松原恵美子(cotoオンライン講師・キャリアコンサルタント)
…実は、この記事を書いている私が、今回の勉強会で講師を務めさせていただきました。
私は、民間企業2社で人材育成やマネジメントを経験し、独立後はキャリアコンサルタント・企業研修講師として、これまで民間企業や官公庁、大学などで800回以上のワークショップを開催してきました。
その中で、キャリアに悩む方々にたくさんお会いしてきました。
キャリアに「悩む」まではいかなくても、「このままでいいのだろうか…」という揺らぎや迷いを、誰もが一度は感じるのではないでしょうか。
こうして立ち止まり、自分のこれからについて考えることは、とても有意義なことだと感じます。
一度しかない人生です。自分のキャリアについて真剣に考えるのは、それだけ自分の人生を大切に生きているということだと思うのです。
自分ひとりではなかなか気づけない「強み」
今回の勉強会では、自分自身が大切にしている価値観や、自分ならではの強みを見つけることをテーマにしました。
というのも、一言で「日本語教育の場」といっても、その環境は様々だからです。
自分の価値観や強みに合った環境で働けると、あるがままの自分で力を発揮しやすくなります。
一方で、自分に合わない環境にいると、強みが発揮しづらくなり、働くことそのものが苦しくなってしまうこともあります。
ただ、こうした価値観や強みは、本人にとってはあまりにも当たり前だったり、無意識にやっていることだったりするため、自分ひとりではなかなか気づきにくいものです。
だからこそ、互いの経験に耳を傾ける「対話」が、その気づきのきっかけになります。
本音を言えば、キャリアに関するワークショップは、1週間くらいかけて進められたら理想的なんですけどねぇ(笑)
さすがに参加無料の勉強会ではそこまでは難しいのが現実なので、今回は、キャリアコンサルティングの核となる「自己理解」のワークに触れていただく形にしました。
互いの経験に耳を傾ける対話を通して、自分の価値観や強みが自然と浮かび上がり、これからの一歩が少しでもクリアになれば――そんな思いで進めました。
また、こうした勉強会で「うまく言葉にできなかった」「かえってモヤモヤが増した」としても、それはそれでとても大切です。
それは、自分の現在地を知ることにつながるからです。
何に引っかかっているのか、なぜモヤモヤしているのかが見えてくると、次に考えるべきことも少しずつ整理されていきます。
キャリアは、すぐに答えが出るものではありません。
だから、こうして立ち止まって考える時間そのものに、大きな意味があるのだと思っています。
参加された方の声をご紹介します
勉強会のあと、参加してくださった先生方からたくさんの感想をいただきました。
「自分の強みに気づけた」
「モヤモヤしていた原因が見えた」
「また参加したい」
そんな声をいただけたことが、私自身とても嬉しかったです。
ここで、その一部をご紹介します。
- 自分の当たり前にやっていることこそが強みだというマインドを、今後も持ち続けたいと思います。
- 自信がまったくなかった自分が、少し自信をもつことができた。
- 職場の方針と自分のやりたいことが違う時は、かなりストレスになるということがわかった。時々気持ちが病む時があったが、その原因に気づけた気がする。
- Zoomブレイクアウトルームでの他の先生と直接お話ができたこと、また全体ミーティングで他の先生のお話が聞けたことがとても有意義でした。短い時間にもかかわらず、自分自身で考える時間をいただけました。日本語教師として2年目に入り、モヤモヤしていた時期だったなので、背中を押してもらった気がしています。自分が好きなこと、得意とすることで、日本語教師を続けていこうと思いました。大変参考になりました。
- 自分の価値は置かれている場所の環境、例えば学校の方針や生徒さんとの状況によって変わるものだと改めて知ることができてよかったです。健康なメンタルを保つのに役立ちます。
- 今回のブレイクアウトセッションのメンバーはとてもフレンドリーで話しやすい方達でリラックスして自由に話すことができた。講師の話もわかりやすく、熱意を持って話してくださったのがよかった。熱意は学習者に伝わることも受講生として体験することができた。
- 心に響く言葉がいくつかありました。グループの方からいいお話も聞けました。とても刺激になって、もっと深堀りしていきたいと思いました。また機会がございましたらよろしくお願いいたします。
こうしたお声をいただくたびに、やはり「ひとりで考える」のではなく、誰かと対話することの大切さを改めて感じます。
自分では気づけなかったことも、人との対話の中でふと見えてくることがあります。
それが、次の一歩につながっていくのだと思います。
次回の勉強会は学習者向けアプリ体験会です!
日本語教師のみなさま、学生さんからこんな質問を受けて、困ったことはありませんか?
「レッスン以外の時間でも日本語の練習をしたいんですが、おすすめのアプリはありますか?」
その瞬間、
「……うっ、答えられない……」
そんな経験、意外とあるのではないでしょうか。
そんなあなたに、次回の勉強会はぴったりです!
- 日時:6月10日(水) 20:10-21:00(50分)
- 内容:「ちょっと学習者になってみよう!アプリで考える日本語学習」
学習者が普段よく使っている日本語学習アプリ、みなさんはいくつご存知でしょうか。本ワークショップでは、実際にアプリを触りながら、少しだけ“学習者の気持ち”を体験していただきます。教師としてアプリを知るだけではなく、「なぜこの機能が便利なのか」、「どこでつまずきやすいのか」、「どんな声かけがあると学習が続けやすいのか」そんな視点を持つことで、レッスン外での自習サポートにも活かせるヒントが見えてきます。学習者の気持ちに寄り添いながら、教室の外でも支えられる日本語教師を目指して。レッスン外での自習サポートのヒントを一緒に探っていきましょう! - 講師:春日井洋子(Coto Academy Learning Development Team / Online school教務)
東南アジアや中東での海外経験を経て日本語講師へ転身。営業職出身、オンライン講師歴5年。現在はCoto Online Schoolの教務として、新人講師研修やレッスンサポート、講師イベントの企画運営を行っている。
6月の勉強会は、
・ワークショップ形式・グループワークがありますので、カメラとマイクをオンでご参加ください。
・実際にアプリを使ってみるため、お手元にスマホ、またはタブレットをご用意ください。
※オンライン勉強会のご参加にあたってのお願い
cotoが主催する勉強会は、スポット講師登録をしていただければ、どなたでもご参加いただける無料の勉強会です。
参加にあたっては、互いを尊重し合い、安心して対話ができる場づくりへのご協力をお願いいたします。
勉強会の趣旨にそぐわない言動を繰り返される場合や、参加ルールを守っていただけない場合、また他の参加者への迷惑行為が確認された場合には、今後のご参加をお断りすることがあります。
ご参加いただく皆さまが安心して、気持ちよく学べる場であること、実りある学びの場となるよう、ご理解とご協力をお願いいたします。
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