日本語教え方

日本語で雑談がしたい!

日本語で雑談がしたい! 昨今、雑談力がアツいですね。本や雑誌の特集などでもよく目にします。 この背景には昨今多くの職場で導入されたテレワークによるコミュニケーション不足があります。日本語教師の世界もそうですが、テレワークによってオーガニックなコミュニケーションや、カジュアルな情報共有の場が減ってしまったという新たな問題が出てきました。そこで注目を集めたのが雑談です。学習者によると、「コーヒーチャッ...

JLPT N4までの道 〜学習プランの立て方のコツ〜

JLPT N4までの道 〜学習プランの立て方のコツ〜 今日は、先日行ったN4を目指す(目指したい)学生を担当する講師向けのワークショップのまとめ記事です。今回の講師は『NIHONGO FUN&EASY』の著書の一人、そして例文トレーニングでお馴染みのMs. Hidariです。 <本日のお題> 次のようなケースの場合、皆さんはどのような学習プランを学習者に提案しますか。現在6月、今年12月に...

JLPT N3対策ってどうしてる?

JLPT N3対策ってどうしてる?(言語知識&読解編) N3レベルは日本語学習(とくに非漢字圏の学習者)が超えるべきひとつの壁となっていて、準備なしに試験に望むのは難しいです。 まず、N3を受けたいという学習者を担当することになったら、日本語能力試験(JLPT)のホームページや公式問題集をチェックし、試験の形式、試験で求められているものは何かをよく知ることが合格への第一歩です。まずはじめに学習者に...

動詞の分類:意志動詞と無意志動詞

動詞の分類:意志動詞と無意志動詞 日本語の動詞はいろいろな切り口で分類することができます。(参照:日本語文法の基礎 動詞) たとえば、初級のレッスンの最初にでてくる「ある・いる」などの存在動詞、「行く・来る・帰る」などの移動動詞、初級中盤以降になると自動詞・他動詞がでてきます。 先日、「〜ように」と「〜ために」は一緒ですか?という質問を受けました。よくある質問です。この使い分けに関する質問を受けた...

【オンラインワークショップ】日本語レッスンの準備、すべて見せます!(上級編)受付終了

【オンラインワークショップ】日本語レッスンの準備、すべて見せます!(上級編) 内容:生教材の選び方・作り方・使い方 日本語上級話者に新聞やニュースなどの生教材を使ってレッスンがしたいけど、レッスンの準備ってどうすればいいの?どうしたら学習者のアウトプットする力を伸ばせるの?初級は実習や模擬があるけど上級は?という方におすすめのワークショップです。生教材の選び方、タスクシートの作り方や使い方などをご...

【オンラインワークショップ】日本語レッスンの準備、すべて見せます!(初級編)受付終了

【オンラインワークショップ】日本語レッスンの準備、すべて見せます!(初級編) 内容:レッスン構成+例文作成 日本語レッスンを自信を持って行うためには準備が大切です。レッスン準備に欠かせない教案とそこで使う例文について一緒に考える90分のワークショップです。 「フレームワークを使ったレッスン構成って何?」「どんな練習をすれば運用力ってアップするの?」「例文はどんなものがいいの?」そんな疑問や質問のあ...

【3/25 オンラインワークショップ】日本語ゼロの人たちに、どうやって教える? (受付終了)

【3/25 オンラインワークショップ】日本語ゼロの人たちに、どうやって教える?  内容:ゼロの言語を直接法で体験! 日本語ゼロの人たちに何を使って、日本語をどう教えたらいいと思いますか?まずは「日本語っておもしろい!もっと勉強してみたい!!」と思ってもらえたら最高ですね。 『NIHONGO FUN&EASY』は、日本語の知識がゼロの人たちが、日常生活ですぐ使える実践的で自然な日本語を学べるように作...

これさえあれば!

これさえあれば! 現代社会は、「スマホさえあれば、パソコンもテレビもいらない」時代で、「インターネットさえあれば、なんでも調べられる」時代、「wi-fiさえあれば、どこでも仕事ができる」時代です。でもさ、「暇さえあれば、スマホを見ている」うちの子供たちってどうなのよ・・・こんなご家庭、少なくないかと。 なんだか「におわせ」みたいなタイトルになってしまいましたが、、、今日のお題はN3文型の「さえ・・...

「見える vs 見られる」「聞こえる vs 聞ける」の否定形の使い分け

「見える vs 見られる」「聞こえる vs 聞ける」の否定形の使い分け   「見える」「見られる」「聞こえる」「聞ける」の否定形の使い分けの教え方がよくわからないというご質問を受けました。 「見えない」「見られない」を“can’t see”、「聞こえない」「聞けない」を“can’t hear”で英語を使って理解しようとするのは絶対にNG!日本語の例文の中から、日本語脳で学習者自身が自分な...