日本語レッスンで英語をどう使う?【後編】 1月後半のMs.Hidariの勉強会は「日本語レッスンで英語をどう使う?」でした。基本、cotoのレッスンは基本「直接法」で行います。が、実際のクラス(英語圏の学習車のクラス)運営では、最小限の媒介語(英単語)を用いたほうが有効な場合もあります。今回は、Ms.Hidariが英語(英単語)での指示や使用場面、文法用語などなどを紹介してくださいましたので、そち...
日本語レッスンで英語をどう使う?【前編】 1月後半のMs.Hidariの勉強会は「日本語レッスンで英語をどう使う?」でした。基本、cotoのレッスンは「直接法」で行います。が、実際のクラス運営では、最小限の英語(英単語)を用いたほうが有効な場合もあります。今回は、Ms.Hidariが有効な英語での指示や使用場面、文法用語などなどを紹介してくださいましたので、そちらの様子をシェアします。 「日本語レ...
レベル差のあるクラスのハンドリング 「クラス内で日本語力に差が大きくて、どう授業を進めればいいのか困っている」「レベル差が激しくて教えにくい」「できる学習者がつまらなそう」「口が重い学習者がいて、なかなか授業が進まない…」「どのレベルの学習者に合わせればいいのでしょうか」・・・ このような質問を講師から受けることが多々あります。これといった正解はないかもしれませんが、皆さんは自分ならこうするという...
新出語彙の導入(初級日本語 げんきVer.) Cotoでは初級のメインテキストは「げんき」を使用しています。先日、何人かの講師から「語彙の導入に悩んでいる、飽きさせずにやる方法はないか」というご質問をいただきました。 皆様は日頃、どのように語彙導入をしているのでしょうか。「げんき」の語彙のボリュームは多く(60個弱/課)、Cotoではそのすべての語彙を初回でいっぺんに導入します。「あれを飽きさせず...
会話をホールドする「質問力」 先日、Coto Japanese Academy飯田橋のM先生をお招きし「グループレッスンを楽しくする工夫」と題した勉強会をMs.Hidari主催で行いました。本日はそのまとめです。 グループで語学を学ぶ中で感じる楽しさ=笑い声が絶えない、だけではありませんね。この「楽しさ」をブレイクダウンすると… チャレンジがある 何かを学んた...
歌で覚えるひらがな 本日はCotoのオンライン・コミュニティーでのやりとりをシェアします。こちらはオンライン上の講師室といった感じで所属拠点や職責の垣根を越えて講師やスタッフが自由にコミュニケーションを取れる場所です。お互いの情報をシェアして、経験を分かち合ったり、一緒に考えて学び合ったりできる場所は貴重です。 さてさて、今回取り上げたいT先生からのご質問がこちら。 ひらがな&カタカナで勉強されて...
日本語例文トレーニング#17 「こそ」ってどんな時、どう使う? 今回のお題は「こそ」です。そういえば、the Beatlesの名曲”All you need is Love”の邦題は「愛こそはすべて」だったかと。 今回も「こそ」の例文を校内で募集したところ、たくさんの例文が集まりました! 『「こそ」の機能は強調である。』と、説明は簡単につくものの、いざ練習させるとなると、と...
ティーチャートークとはなんぞや 最近、模擬授業などを見ることが時々あるのですが、そのときに気になるのが教師の発話。「その指示だときっとわからないだろうな〜」「あー、日本語で説明したらもっと混乱しちゃうのにな〜」なんてことがあります。 皆さん、ご自身が外国語を習った時のことを思い出してください。語彙や文型、スピードをコントロールせずに話されたら、「なにもわからん…あー無理」となってしまいませんか。一...
「形容詞+て、動詞」文について考えてみた 先々月の出来事。JLPT N1を受けるから1ヶ月頑張ってみると、ヨーロピアンの学生がクラスに来ました。彼女はバックパックひとつで世界中を転々とする旅人なのですが、「荷物が多くて入りません」と、いろんなものをバックパックからぶら下げていました。JLPTが終わったら、冬服は人に譲って身軽な状態でオーストラリアに行くそうです。「最近は飛行機代が高くて困る」と言っ...