どうしてる?メンタルが落ちている時の日本語レッスン 教師だって人間だもの Cotoのオンラインレッスンは、24時間365日稼働しています。ありがたいことに、この年末年始も一部の学生さんからレッスンを受けたいとのご要望があり、私は大晦日も元日もWelcome!と、レッスンの予約を受け付けることにしました。 でも結果的に、この間は心身共にしんどかったです…。あっ、年末年始も働いたからではありません。C...
教案作成にchatGPTをどう使う? chatGPTは、ビジネス日本語の教科書の代わりになるか 昨今、ビジネス日本語ニーズが高まりを見せていること、それに応える難しさについて、先日記事を書きました(コチラ)。また、その中で、だれにでも使える(汎用性のある、万能な)教科書がないということについても触れました。 一言に「ビジネス日本語」といっても、業界や会社形態、本人の置かれている立場や求められている...
ビジネス日本語を教える 「ビジネス日本語を教えてください」みなさんなら、このシンプルな学習者からのリクエストにどう対応しますか。 cotoでも昨今ビジネス日本語のニーズが高まっています。この背景には、レベルの底上げ(数年学び続けた結果として、上級あるいはそれ以上までレベルが上がった)があるでしょう。また、日本企業で働く人たちが増えたり、その中でも要求される場面や日本語のレベルが上がってきたという側...
気になる学生の口癖 日本語教師としてどのように直す? 以前コチラの記事(気になる学生の口癖 日本語教師としてどう捉える?)で、「そもそも口癖は直すべき?」「日本語教師の役割って?」ということについて書かせていただきました。 口癖はあって当然!とはいえ、言葉が詰まった時に同じ言葉を繰り返す、日本語ネイティブが使わないような不自然な口癖を使う、癖が強くて会話が疲れる…これのような気になる口癖が化石化し...
2025年、月1でオンライン勉強会を開催! cotoでは定期的に毎月数回、内部の講師向けにオンライン(Zoom)にて勉強会を開催しております。2025年は、月1回、新たにこの勉強会の参加枠をスポット講師(※)の皆様方にも拡大いたします。参加費は無料です。ぜひふるってご参加ください。 ※スポット講師とは? 業務委託講師として、主に企業派遣レッスン(対面またはオンライン)、Cotoでの短期レッスン(キ...
【よもやま話】告示校で働いてわかったCotoとの違い 私がCotoにお世話になってから、まもなく2年になろうとしています。おかげさまで楽しくお仕事をさせていただいておりますが、…あれは数ヶ月前…このコトハジメの記事を書くための情報を集めようと、ネットサーフィンをしてた時でした。 ある日本語教育関係のサイトで、偶然わたしの自宅からそこそこ近い日本語学校の求人情報を発見。記事執筆のために、教師のキャリ...
使いこなすとなると、結構難しい「可能動詞」 「可能動詞はいつ使うんですか」ちょっと驚くこの質問、しかしこの質問を受けたことは日本語教師人生の中で一度や二度ではありません。活用形の名前にも「可能 potential」とついているし、日本語教師としては「可能形」ほど、意味や機能について説明不要な活用形はないと思いきや、国や言語の違う学生にとっては実は使いこなすのは、けっこう難しいのではないかと思ってい...
日本語教師として知っておきたい?!ネット用語のアレコレ SNSで日本語を学ぶ時代 私のレッスンを受けてくれているアメリカ在住の学生さんで、好んで関西弁を話す方がいます。 彼のお気に入りの関西弁は「知らん」「知らんけど」。発音しやすいし、言うと日本人が笑うから、なんだとか。私は北国の人間で関西弁を話すことはないので、どのように関西弁を覚えるのか聞いたら、「YouTubeで聞いたり、Facebookの...
「ば形+てください」の文型から見えてくる、条件節文の制限 日本語の条件節には、「と」「ば」「たら」「なら」があり、学生はもちろん、先生方も、違いの説明に戸惑うことも多いかと思います。 「ば」のほうが意志が強い(絶対条件)など、主観的なニュアンスなどで説明するより、接続のルールなどテクニカルな切り口で説明したほうが絶対に簡単・簡潔だと思うので、まずはそのルールを見つけるべく、今回は「~ば、てください...