日本語教師になりたい

限定条件の「なら」は教えるのが難しい?

限定条件の「なら」は教えるのが難しい? 条件節の「なら」には、いくつかの機能がありますが(リンクを見る)、とりわけ限定条件の「なら」は、講師にとっては教えるのが難しく、学生にとっては理解がしにくい、ということが多いように思われます。 それはなぜでしょうか。理由には、大きく以下二つが考えらえると思います。 ①「なら」に含まれるニュアンス(態) 「なら」には限られた選択肢を提供するという意味で、hum...

“普通”を疑え!Cotoで日本語を教える難しさ【無意識バイアスのお話】

“普通”を疑え!Cotoで日本語を教える難しさ【無意識バイアスのお話】 思い込みってコワイ… 「IT企業だから、普通に考えて社員さんはパソコン操作は大丈夫でしょ」 「大企業だし、新入社員の教育システムはしっかりと構築されているはず」 「管理職ってことは、普通なら部下の話を聞くことには慣れているだろう」 …これらは私が仕事で訪問した企業に対して勝手に思い込んでいたことです。現実は全然違い、訪問先で焦...

「~たところ」「~ たばかり」の違いを探ってみると…

「~たところ」「~たばかり」 「みんなの日本語」では、「~たところ」と「~たばかり」という行為直後を表す表現を同時に学びます(46課)。みなさんもご存じの通り、「~たところ」は誰もが絶対的に持つ時間の短さについて言及したもので、「(赤ん坊が)生まれたところ」と言えば、聞き手はいままさにこの世に誕生した、生まれたてほやほやの赤ちゃんを想像するでしょう。対して「子どもが生まれたばかり」と言えば、いっし...

認定日本語学校立ち上げメンバーを募集【ポジション:専任講師】

認定日本語学校立ち上げメンバーを募集【ポジション:専任講師】 学びやすく、暮らしやすい街・国分寺で、Cotoは新たに日本語学校を立ち上げます。「日本語を通じて、世界とつながる」── その想いに共感し、共に新しい学校を創ってくださる専任講師を募集します!これからの日本語教育を、一緒に切り拓いていきましょう。 >>>認定日本語教育機関の立ち上げに関する詳細はこちら 募集ポジション 専任講師(正社員) ...

日本語クラスでの生教材の扱い方:アニメやマンガを使うメリット&リスク

アニメやマンガを日本語の授業で使うメリット&リスクとは? 学生のモチベーションUPのためにアニメを授業で使いたいが… 先日、コトハジメ編集部にこのようなご質問が届きました。 ご質問(要約) モチベーションに関する記事(モチベーションは上げるな⁉ ~日本語学習者のドロップアウトを防ぐために~【後編】)を読んで、メールしてみようと思いました。   わたしは現在、海外の公立学校で...

日本語レッスンのタイムマネジメント:時間が余る問題についての考察

時間が余る問題 授業のタイムマネジメントについてのお悩みは、以下はっきりと二つに分かれます。 ①時間が足りない 準備していた内容が消化できないまま、時間切れになってしまう。消化不良感が残りやすい。 ②時間が余る 十分に準備したつもりでも、時間が余ってしまう。時間が余りそうと気づいたときの焦りや恐怖たるや…。 みなさんはどちらのタイプでしょうか。私は圧倒的に②。とりわけ日本語教師の駆け出しのときは、...

「なんで分かってくれないの!」そんな時どうしてる?自分のコミュニケーションの傾向を知ろう【②解説編】

「なんで分かってくれないの!」そんな時どうしてる?自分のコミュニケーションの傾向を知ろう【②解説編】   前回、日本語教師は他者を理解するために、まずは自己を知ることが大切だということで、コミュニケーションにおける自分の傾向や思考の癖に気づくためのセルフチェックをご紹介しました。 セルフチェックがまだの方は前回の記事(「なんで分かってくれないの!」そんな時どうしてる?自分のコミュニケーシ...

認定日本語学校の設立に向けて、Cotoの新たな挑戦が始まります!

認定日本語学校の設立に向けて、Cotoの新たな挑戦が始まります! Cotoは2000年の設立以来、2012年の法人化を経て、これまで東京・横浜・オンラインで日本語教育を提供してきました。また、現在まで1万5千人以上の方に、日々の暮らしをもっと豊かにする日本語をお届けしてまいりました。 そしてこのたび、私たちは新たなステップとして、「認定日本語教育機関」の設立に挑戦することを決めました。 Be Yo...

認定日本語学校立ち上げメンバーを募集【ポジション:校長・教務主任】

認定日本語学校立ち上げメンバーを募集【ポジション:校長・教務主任】 「Be Yourself, Anywhere.」ー次のステージへー Cotoはこれまで20年以上にわたり、日本で暮らす学習者が自分らしくいきいきと毎日を過ごせるように!そんな思いを大切に、言葉の力と文化の理解を通して学びをサポートしてきました。 そして今、Cotoは新たな一歩を踏み出そうとしています。これまでの日本語教育事業に加え...

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