レベル差のあるクラスのハンドリング 「クラス内で日本語力に差が大きくて、どう授業を進めればいいのか困っている」「レベル差が激しくて教えにくい」「できる学習者がつまらなそう」「口が重い学習者がいて、なかなか授業が進まない…」「どのレベルの学習者に合わせればいいのでしょうか」・・・ このような質問を講師から受けることが多々あります。これといった正解はないかもしれませんが、皆さんは自分ならこうするという...
日本語レッスンの準備時間はどのくらいかけるべき? よく「日本語レッスンの準備時間はどのくらいかけるべきですか」という質問を新人の講師から受けることが度々あります。 う〜ん。正直、答えに窮します。 なぜかというと、私自身はあまり考えたことがなかったから。準備に時間を惜しむという発想も、わりに合わないと思うこともなかったからかもしれません。 私が新人だったころ(20年もの前の話ですが…)は教える時間の...
あたらめて考える「ほめる」ことの大切さ&注意点 数ヶ月前になりますが、cotoの全体会がオンラインで開催されました。全体会の後半、懇親会の部で「ほめるを考えてみよう」をテーマにグループディスカッションが行われました。今回は、この懇親会の当日の活動と参加者の声をご紹介したいと思います。 あなたは、ほめるのが得意?苦手? まずファシリテーターから「あなたはほめるのが得意ですか?苦手ですか?」(学生にで...
自分らしく働く【フルタイム対面レッスン教師×兼業オンラインレッスン教師】インタビュー:後編 本日はコトハジメ編集部メンバーのお二人の対談記事の後編です。前編をご覧になっていない方はぜひこちらをご覧ください。 大変だと思うことは? Tozawa(以下T):大変なのは、やはり授業準備ですね。今は、日本語ゼロスタートレベルからビジネスレベルまで担当しています。特に上級クラスを教えるとなると、日本語ネイテ...
コーチングを日本語教育の場で活用する 「部下が指示以上のことをしなかったのは、私にも原因があったんですね・・・」 「妻(夫)の話を聞いているつもりになっていただけでした・・・」 「もっと早く学んでいれば、きっと楽しく子育てできたかもしれません・・・」 いきなりなんのこと?!と思われたことでしょう。すみません。 これらはコーチングを学んだ後に受講者の方々からよく聞かれる感想です。個人的な事で恐縮です...
日本語教師の先輩体験談 @Coto Academy(Coto歴20年) 今回は、日韓ワールドカップ⚽️のときにCotoで日本語教師になったというレジェンド講師のF先生にお話を伺いました。F先生の担当する学習者には、10年以上レッスンを継続されている方がいるとか。これはなかなかないことですね。 Cotoで日本語教師になったきっかけ もともと人に何かを教えることが好きで、大...
日本語教師に求められる役割とは? パート6 ファシリテーターとは? ファシリテーター(facilitator)とは、活動や会議がスムーズに進むように舵取りをする人のことです。最近よく聞くことばで、色々な書籍も出ていますね。ここ数年、日本語教師能力検定試験でも度々出題されていることばです。 ファシリテーションは、ビジネスの場面における会議の運営方法の一つとして知られており、いかにチームを円滑に効率的...
日本語教師の先輩体験談@Coto Academy(日本語教師歴1年、20代男性) 日本語学校というと女性&年齢層高めのイメージがありますが、Coto Academyは対面・オンライン共に男女共に若い講師、そして男性講師が比較的多く在籍しています。 今回は日本語教師デビューをして1年ちょっとのフレッシュマン、校内の講師からも「いつも笑顔!先生が楽しそう。レッスンに取り組む真摯な姿勢が素晴らしい」と太...
日本語教師のキモ!例文作成 日本語のレッスンでは例文を示す機会が多々あります。経験の浅い日本語教師の中には例文の準備が苦手という方、少なくないと思います。今回は日本語教師のキモ、例文作成について考えていきます。 日本語教師はレッスン前の準備が大切! 教師が教科書だけを参考にしたり、頭の中で例文や会話文を作ったりすると、実生活では使わないような不自然な例を作ってしまうことがあります。例...