NIHONGO FUN&EASY ガイド NIHONGO FUN&EASY 概要 NIHONGO Fun&Easyの構成と基本の進め方について、テキストをお使いになる前に、『NIHONGO Fun&Easyを使う皆さまへ』をご覧ください。 ※2023年2月に出版された『NIHONGO Fun&Easy』2nd Editionについてはこちらの記事をご覧くださ...
日本語教育:アイスブレイクのすすめ 「日本語教育:シャドーイングのすすめ」「日本語教育:多読のすすめ」につづく『日本語教育:〇〇のすすめ』シリーズ第3弾は授業のはじめに取り入れたいアイスブレイクです。 アイスブレイクで “日本語モード” に アイスブレイクとは緊張をほぐすための方法のことです。コミュニケーションを取りやすくしたり、学習者の気持ちや態度を積極的にさせたりする効果があります。 Coto...
夫婦の呼び方&呼ばれ方 「夫」「主人」「旦那」・・・ とっても悩ましい夫婦の呼称 配偶者である男性の呼び方はいろいろありますが、日本では若い世代を中心に「夫」と呼ぶ人が増えていると言います。女性の社会進出が進み、主人という言葉は時代にそぐわなくなったからでしょう。 現在、自分自身が配偶者のことを呼ぶとき「夫」「妻」でニュートラルな呼び方が広まりつつありますが、「夫だとかたい感じがする」「どうもしっ...
「のに」と「ても」の使い分け 『「〜のに」と「〜ても」は同じですか』と学習者に聞かれたことはありませんか。この「〜のに」と「〜ても」、学習者がよく混乱する表現の一つです。 「〜のに」も「〜ても」も逆説を表します。それでは、「〜のに」も「〜ても」の違いはなんでしょうか。 「~のに」は事実の逆接に用います。一方、「~ても」は事実の逆接にも使えますが、主に仮定の逆接に用います。仮定の逆接とは、まだ本当に...
「〜と会う」vs「〜に会う」 「会う」「話す」などの相互的な動詞の相手は「と」のほか「に」でも表せます。 昨日、駅でたけしさん[と/に]会いました。 進路のことを父[と/に]話しました。 メアリーさんは旅行についてハナさん[と/に]相談した。 車[と/に]ぶつかったが、幸い怪我はなかったようだ。 メアリーさんは考え方がタケシさん[と/に]似ている。 メアリーさん[と/に]約束したことは必ず守れよ。...
「んです」ってややこしい!? 日本語初級文型項目の比較的早い段階で出てくる「んです」、日本人は無意識のうちに使っていますが、学習者は実際の会話で取り入れるのが難しいものの一つですよね。 学習者は「んです」を使う目的やシーンがわからず、「んです」を使わないで「〜です」「〜ます」で代用してしまうケースが多いのではないでしょうか。また、中上級学習者になると「日本人がよく使うから、とりあえず使っとけ〜っ!...
日本語の助数詞はおもしろい! 今日は存在文の導入の前に助数詞をしました。日本語の助数詞はたーくさんあって大変ですよね。約500種類も助数詞が存在するとも言われています。 たとえば、魚の場合、生きているものは「匹」、水揚げされて取引されるものは「本」、 頭と背骨を落とした半身の、さらに半分は「丁」で、ころと呼ばれるブロック状の肉片を小さく切り分けると「さく」になるそうです。さらに刺身や鮨 (すし) ...
漢字を勉強したい外国人におすすめのアプリ&サイト 5選 先日、初級の学習者から漢字が全然覚えられないし、数も増えてきて大変、テキスト以外で楽しく勉強できる方法はないかという質問がありました。先生方からも学習者の漢字学習について同じような問い合わせが多かったので、今回はおすすめのアプリとサイトを5つご紹介します。 日本語の表記は、世界の言語と比べても類がないほど複雑であり、特に非漢字圏...
日本語教師のキモ!例文作成 日本語のレッスンでは例文を示す機会が多々あります。経験の浅い日本語教師の中には例文の準備が苦手という方、少なくないと思います。今回は日本語教師のキモ、例文作成について考えていきます。 日本語教師はレッスン前の準備が大切! 教師が教科書だけを参考にしたり、頭の中で例文や会話文を作ったりすると、実生活では使わないような不自然な例を作ってしまうことがあります。例...