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『NIHONGO FUN&EASY』2nd Edition 発売記念スペシャル!
先日、10年以上にわたり好評を博してきた『NIHONGO FUN&EASY』の改訂版がついに刊行されました!!!
『NIHONGO FUN&EASY』はこの十数年の間、多くの学習者に使われてきました。多くの日本語学習者に受け入れられた背景には、「縁あって来日した外国人の皆さんに日本を楽しんでほしい」という想いから生まれたコンセプトが学習者の方向性やニーズと合致したからだと思います。
ということで、『NIHONGO FUN&EASY』といえば、学習者フレンドリーなイメージが強いようですが、今回はさらに先生フレンドリーな要素が加わり、リニューアルしました。今回はスペシャル企画!著者のお一人であるCotoの左先生に『NIHONGO FUN&EASY 2nd Edition』のおすすめポイントをズバリ伺ってみました!!
『NIHONGO FUN&EASY』2nd Editionのおすすめポイントはズバリここ!
ポイント1:語彙、フレーズ、カラーページをリニューアル
初版が2009年、この十数年で古くなった語彙やフレーズの入れ替え、カラーページの写真もリニューアルしました。日頃、レッスンの中で気になっていた語彙やフレーズをごっそり変更し、時代にマッチしたものにしました。
たとえば下のページ、以前はJobsのところに「主婦」という語彙が入っていました。でも、学習者から”ummm, kind of…”としっくりこないと不満げな反応をされることが度々・・・先生方も対応に困ったのではないでしょうか。たしかに、私たちも「お仕事は?」と聞かれて、「主婦です」とはあまり言いませんね。下線に職業を入れ替えれば文が完成するので、便宜上「主婦」という語彙を使用していたのですが、やっぱり不自然です。昨今のジェンダーの問題やポリティカル・コレクトネスに配慮し、今回はこの表現を省き、巻末の単語帳に「仕事をしていません」という表現を加えました。
その他の語彙・表現の変更点については、新旧語彙対照表を添付しますので、ぜひ見比べてみてください。
ポイント2:各ユニットのGOALSやNOTEに日本語訳を併記
今回の改訂のポイントの一つは「先生フレンドリーなテキストにすること」。初版のGOALS FOR UNIT や NOTE(指示文・説明文)は英語のみの表記でしたが、2nd Editionは英語はちょっと苦手という先生方でも使えるように日本語訳を併記しました。
また、新たにコラムも加えました。「そうですね・そうですよ」などの終助詞の使い分け、「いいです・大丈夫です・結構です」のニュアンスの違いなど学習者によく質問され、先生方が説明に困っていたトピックをいくつか取り上げ、英語でまとめています。
こちらのコラムのように本編で日本語訳を併記していないものは、テキストについているURLからダウンロードすれば日本語訳が見られるようになっています。
ポイント3:新たに加わった「フレーズ導入用イラスト」
レッスンでの導入時に使える「フレーズ導入用イラスト」がURLからダウンロードできます。
「フレーズ導入用イラスト」は、各ユニットの使われる場面を示したイラストです。全てのフレーズを視覚的に示すことによって、学習者はどんな場面でどう使うをイラストでパッとイメージすることができます。
PPTへの貼り付けや紙への印刷など、レッスンでご自由にお使いいただけます。レッスン準備がぐっと短縮できそうですね。
ポイント4:音声教材の拡充
リスニング問題やダイアログだけでなく、語彙導入や練習問題(Practice A,B)にも音声を追加しました。学習者は目からだけでなく、耳からのインプットも可能になります。モデル会話としてレッスンで聞かせることもできますし、シャドーイングなどで使用することもできます。また、独学で日本語を学んでいる学習者にもオススメです。音声はダウンロードもできますが、Apple Podcast、Spotifyなどでも聞くことができます。
※『NIHONGO FUN&EASY』の紹介はアスク出版のHPからもご覧になれます。書店のほか、Amazonや楽天ブックスでもご購入が可能です。バージョンアップした『NIHONGO FUN&EASY』を今後とも宜しくお願いいたします!
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